2010年1月31日日曜日

冬季のシュリンプ輸送時の水温変化実験。其の一

ウチみたいな日本の端っこの九州に住んでると通常の配達では思うように色んな地方の方との取引が出来ません。特に厳冬期の北国への発送など大変気になります。ましてや最近はヤマト運輸等宅配便での輸送で航空機を利用する『タイムサービス』ではカイロを同梱する事が出来ない状況です。
そこで、何とかカイロ以外で方法はないものかと幾つか思いつく方法を試してみました。

今日は、一回目ですのでオーソドックスに何もない、ただの梱包です。


私の梱包には発泡スチロールの『B-30』を使ってます。ギリギリ宅急便の100サイズ以内に収まるサイズです。
まず新聞紙を敷いてその上から、丸めた新聞紙を敷き詰めます。さらにビニールのプチプチを敷きます。(写真撮り忘れました)今回はお試しですので生体は入れませんが、それ以外は本物で行こうという事で飼育水を使います。
ウチでは24度の設定です
いつも発送に使ってる、先が丸くなったビニール袋に飼育水を詰めます。
だいたいいつも2リットル以上入れます。水質や水温の急変を避けるため出来る限り多めに入れるようにしてます。
一枚目の袋を逆さまにしてもう一枚。これでかなり水漏れは防げます。
最後にくるくるっとゴムで巻いてパッキングは完成です。
カバー代わりに新聞紙で包みます。
余った部分に新聞紙を巻いたボールを詰め込みます。
更に、下に敷いたように新聞紙の巻物を敷き詰めて・・・
きれいに閉じます。
やはりレッドビーにはお決まりの赤いテープでしょう(笑)



今回の企画は『カイロを使わずにタイムサービスを利用する』のが目的ですので・・・。
・夕方5時に梱包して、そのまま夜11時まで外に放置。
・11時から翌朝の10時までは冷蔵庫の中に放置・・・。
・午前10時に冷蔵庫から取り出して中の水温をチェックする。
と言う考えです。

・・・で、この日の夕方5時の気温は、約13度。ココに11時まで放置します。
午後7時、暗くなってきて雨も降りだし、気温もジワジワと下がってきました。
約11度です。
夜11時頃、約7度。
今から冷蔵庫に入れます。
冷蔵庫の中の温度設定は・・・3度です。



と、いきなり翌朝の10時ですが、中の水温は13度・・・。
17時間で水温が約11度下がった訳ですが、エビ的にはどうなんでしょう?
前にオークションで送らせて頂いた関東地区の方が「到着時の水温は16度でしたが、エビ達は元気ですよ」と教えて頂いたので、とりあえずの目標はその時と同じ16度だったんですが・・・。

次回は、あるものを入れてチャレンジします。

って、アラフォーのオヤジがヤル事かなぁ・・・(^_^;)


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6 件のコメント:

  1. 少し過剰梱包じゃないですか?
    オイラは今まで輸送に
    カイロは使用した事がありません。

    タイムサービス便で札幌に50匹送るのも
    60サイズにカイロ無し!
    水温6℃でも生きていますよ。

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  2. そうなんですか~!
    6℃でもOKなんですね。
    意外と死なないものなんですね!

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  3. いやぁebi-genさんは真面目だ!すばらしい!これって、オクで買う人には大事な事ですよ!このページは、ぜひ、オク入札者の方に見てもらいたいですね( -  - メ)さすがですな。試しはうちへ送って頂いても(笑)

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  4. okazoさん
    飼育のスタイルや考え方もイロイロですが
    発送についてもそうなんですね。
    ・・・送料の事もありますので出来るだけ小さくしたいとは思ってるんですけど
    (^_^;)

    sagaebiさん
    夜の水場は怖いので
    今度は昼間に行く予定です。
    (T_T)

    neroさん
    じつは冬の発送よりも
    真夏の方が難しいと思うので
    暑くなったらテスト便発送しましょうか?

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  5. おぉ~水温の実験ですかww
    非常に参考になりますネ^^;
    私、カイロいれて空輸で出荷してました
    が、ちゃんと送り先に届いてましたww
    実は知らなかったのです><;
    この実験結果ですと、カイロ1個入れれば
    十分持ちそうですねw

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  6. えび富士さん
    私も知りたくなかった~
    でも、知ってしまったら気になって・・・
    チョッと『ある方法』は
    思いついたんですが・・・
    今のところやめておきます(笑)

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